■砂漠を緑に
ドコモ本部は、労働組合が社会に認められる社会貢献活動に取り組むことで、労働組合の社会的地位・影響力の向上につながると考えます。
それは結果として、私たちの生活に関係の深い行政や経済に対する労働組合の影響力が強まり、労働者の立場を尊重する社会システムを推進し、 “ゆとり・安心のある生活と社会、将来を創る・守る”ことにつながると考えます。
◆ホルチン砂漠
日本からわずか約1,500km、関西国際空港から直行便の飛行機で東北地方最大の都市瀋陽(旧奉天市)まで約3時間。そこから車でさらに約3時間。当会が活動するホルチン砂漠は、日本から最も近い砂漠です。
面積はおよそ42,300平方キロメートル。オランダやスイスとほぼ同じ広さです。
砂漠は、強い偏西風に吹かれ、毎年数キロずつ西から東へ進み拡大し続けています。450万人の人口を抱える大都市瀋陽も、砂の脅威にさらされています。
その風と砂は、日本海を越えて「黄砂」として日本にまでやってきます。
◆砂漠化の現状
地球では毎年、四国と九州をあわせた面積(約600ha)が砂漠化している。中国においても埼玉県の面積が毎年砂漠化している。
砂漠化のスピードは想像以上に速い。2か月前に設置した「柵」が砂に飲み込まれている。
約60センチの高さの藁のカベも2週間程度で砂に埋もれてしまう。一度失われた緑は自然に回復しない・・・。


◆緑化活動の効果
砂漠化の一番の原因といえる放牧。現地の人の生活を支えている。しかしそれによって砂漠化が進む。長い目で見ると砂漠化は現地民の生活に悪影響をもたらす。
緑化ネットワークが設置している柵は、牛や馬の侵入を防ぎ、緑化の効果をもたらす。
◆剪定(せんてい)作業
ポプラの下3分の1部分の枝を切り落とす作業。
数少ない土中の養分をポプラの上の部分に持っていくため。また、背を高くすることで風をさえぎり、砂の移動を防ぐ。
簡単な作業でなぜか無口になり、黙々と作業する隊員たち。
約400本の剪定作業を終える。
◆植林作業
しょうじ松の植林を実施。しょうじ松は5月に植樹することで、活着率(植物が育つ率)が高くなる。

松の苗木を運ぶ。

2m間隔で、深さ約30〜40cm・直径30cmの穴を掘る。
苗木のビニールを外し、そっと穴に置く。
湿った土で、苗木の枝が隠れないように埋める。
バケツリレーで水運び。掛け声は「ヘイヘイヘイ〜」
バケツ一杯の水を入れる。(2度繰り返す)
水が引いたら、水分が蒸発しないよう砂をかぶせる。
700本の植樹完了!
◆草方格(そうほうかく)作業
砂の移動を防ぐ作業。藁(わら)を土に埋めて60cmほどの高さの「壁」を作る作業。
砂漠を緑化するうえで最も基礎的な土地作り作業。
藁をかついで15分ほど歩く。日差しが強く、キツイ・・・
藁を揃える作業。
まっすぐで長い根元の部分だけを集めていく。
やっているうちに良い藁、悪い藁の区別が付くようになった。
壁を作るライン上に藁の中心を垂直に置き、中心をスコップで押し込み壁を作る。
地味な作業だが、草方格を実施した場所の砂の移動をふせぐ。
1m四方の網目状の壁を作っていく。
透きとおった青空の下、15m×15mエリアの草方格が完成!
ドコモ本部「砂漠を緑に」の取り組みは、物品販売等のカンパ金をもとに実施しています。
ここでは、各職場から選出された組合員がさまざまなことを発見し、感じた体験を紹介していきます。
ぜひご覧ください。
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