■9次隊
ドコモ本部・社会貢献活動「砂漠を緑に」9次隊(4月24〜30日)は、出発前日に「団結式」を開き、派遣目的を再確認するとともに、活動目標を設定し、現地での取り組みの意識合わせを行ない、翌24日、中国・ホルチン砂漠に向け出発した。
初日は「砂漠ウォッチング」を行ない、NPO法人「緑化ネットワーク」のスタッフからレクチャーを受講。砂漠化の現状を目の当たりにし、午後はポプラの剪定を行なった。翌日からは地元住民、地元大学生らとともに松の木の植林活動をスタート。松は成長は遅いが、葉からの蒸散が少なく水を浪費しない。約70pほどの穴を掘り、苗を植え、砂をかぶせて固める。その地道な作業を繰り返す。初めての作業に戸惑いをみせながらも、徐々にペースアップ。その後、植林活動名物「バケツリレー」を行ない、全員で植樹した松の苗木一本一本に水をやり、合計1300本を植えた。隊員たちは、「仲間と協力し合い達成できたことに充実感を覚えた」「バケツリレーは疲れたが、声を出し合うことで、気持ちが乗り、日常では味わえない達成感があった」など、現地ならではの体験をすることができた。
また、草方格(砂の侵食防止、植林の土台作り)作業や、昨年の8次隊の先輩が植林したポプラの状況を把握。ポプラはすでに隊員の背丈よりも高く成長、97%という驚異的な活着率で育っていた。
5日目には、緑化ネットワーク主催のワークショップを実施。30年後の未来を想像し、自分たちに何ができるかを論議し、「帰国後、何をするか」について熱い「思い」を隊員全員で共有した。
最終日前日には、哈爾濱(ハルビン)で「侵華」日軍第731部隊罪証陳列館を視察し、平和学習会を行ない、日中間の歴史の深さ、難しさを学び、全日程を終了した。
9次隊は、本活動をベースに、@本活動を組合員と共有するA各隊員が社会貢献活動に関わるスタートに立ったことを認識し合い、今後、隊員全員が今ある「熱い思い」を忘れることのないよう、工夫・共有し取り組むことを誓い合った。
ドコモ本部・社会貢献活動「砂漠を緑に」第9次隊は、昨年末に全国の組合員の皆様にご協力いただいた物品販売等によるカンパ金で賄われている。今回は、その熱い思いが実り、全国から34名(事務局を含む)を派遣することができた。
中国への派遣に先立ち、2月22〜23日にかけて、事前学習会がドコモ本部で行なわれた。
はじめにドコモ本部・佐野委員長より「本活動も九年目となり、これまで約180人の仲間が参加している。チームワークを第一に、派遣費用捻出にご協力いただいた組合員のみなさんの『熱い思い』を胸に、活動してほしい。」と派遣メンバーに向けて激励の言葉をいただいた。
4名の事務局を含め、34名が一同に集まるのは初めてであったため、まずアイスブレイクを行った。周りをよく見ながら、自らも積極的に声かけを行う「カテゴリーゲーム」を行った。砂漠を緑に!の活動は、1週間の間共に生活をする仲間にならなければ成功することは難しい。そのため、アイスブレイクや自己紹介には時間を割き、色々な工夫を凝らしている。自己紹介は、まず各自が自己紹介シートを作成し、メンバー一人ひとりをパーツで捉えるのではなく、総体として捉えるように工夫をしながら行った。各隊員がそれぞれ個性を発揮しながら、少しずつ打ち解けあうことができた。
その後、「砂漠を緑に!」の活動の軌跡や、第8次隊の活動映像を視聴しイメージを膨らませていった。また、昨年度の先輩である8次隊のOBにも来て頂き、生の声で現地の様子や派遣されて感じた事などを熱く語ってもらった。
また、派遣先である中国・東北地方の歴史を学ぶため、細菌兵器部隊として知られている731部隊で当時少年兵であった篠塚良雄氏から、60余年前日本軍が中国各地で行った「真実」についての証言を聞いた。
2日目は、緑化ネットワークの北浦氏より、ホルチン砂漠での緑化作業についての説明を受けた。また、「9次隊が団結するために」と題し、ワークショップを行い、一人ひとりの熱い想いを共有した。その想いは「目標シート」としてまとめ、2ヵ月後の派遣までにそれぞれが実行することを確認し、事前学習会の全日程を終了した。
派遣隊員34名(事務局含む)は、2ヵ月後の中国派遣までの時間を有効に使うため、メーリングリストを活用し、団結グッズ(Tシャツ)のデザインや現地の大学生との交流時の出し物等を議論し、更なる団結を深め、派遣に望んだ。
特に団結グッズの作成においては、各班の班長・副班長を中心に、デザインの得意な隊員にも協力を仰ぎながら、一人ひとりが個性を発揮し、9次隊としての団結を深めて行くことができた。
【2月22日(金)】
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2月に開催された事前学習会から早2ヶ月。中国・ホルチン砂漠への派遣を前日に控えた4月23日(水)、砂漠を緑に!9次隊の派遣者・事務局34名が全国から成田に集まった。
全体の集合の1時間前に、各班の班長・副班長・事務局が集合し、団結式の流れや明日以降の動きを確認し、万全な体制作りを行った。
そして、2ヶ月ぶりに派遣隊員が一人、またひとりと集まってきた。「久しぶりー!」「髪の毛切ったのー!?」という元気な声が会場のあちらこちらで聞こえていた。
団結式では、簡単なアイスブレイクを行った後、メーリングリストを活用して皆で作成した団結グッズ(Tシャツ)の披露を行った。
全国に隊員が散らばり、なかなか会うことが難しかったため、意見をまとめるのに非常に苦労した。でも大変だった分、団結グッズが披露された時の喜びは一生忘れることはないだろう。
その後、各班でのグループワークを実施。事前学習会時にたてた目標をもう一度振り返り、明日の中国渡航からどういう目標・気持ちを持って参加するかを具体的に話し合い、皆で共有した。また、各班での係や集合ポーズ等も決めた。
最後に、各班で考えてもらった出し物を行い、34名の団結を更に深め明日の派遣に望んだ。
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